家や車、洋服に靴バッグ、固い金属も柔らかい繊維もずっと使ってきたものは 自然と衰えていきます。
外的な刺激を長い期間受けたものは、すべて疲労していきます。
それと同様に、生まれて以降ずっと使い続けてきたお肌も疲労し続けています。
年齢を重ねると体力が落ちてくるように、肌もさまざまな機能が低下してきます。
もちろん持って生まれた肌の性質もありますが、それ以外の外的要因によって、それぞれの老化の進度が大きく変わってくるのです。
肌老化に大きく影響している原因は4つ、
が挙げられます。
紫外線をわずか数分間浴びても肌はダメージを受けます。
しかも紫外線を長年浴び続けると、しみ、しわ、たるみなどを引き起こします。
ごれを「光老化」といい、紫外線は肌に最も悪い影響を及ぼす原因となります。
加齢や乾燥で小じわができた状態の肌が紫外線を浴びると、紫外線は真皮 の繊維芽細胞に働きかけて異常にエラスチンを発生させ、しわを固定化し、本物のしわにしてしまいます。
小じわの段階なら早めの対策でしわを消すことができるのですが、紫外線を浴びてダメージを受けてしまうとやっかいなのです。
また、紫外線はエラスチン やコラーゲンを劣化させ、肌の弾力を失わせてしまう原因にもなります。
外的環境や内的環境による肌の表面の乾燥がしわの原因になります。
肌が乾燥すると角質層の表面がはがれやすくなり、隙間が生じてそこから表皮の水分蒸発が起こり、皮膚が硬くなることで小じわが生じるのです 。
角質が厚くなり、水分を表面から吸収しにくくなるため乾燥するからです。
また、間違ったクレンジングや洗顔によって乾燥を招く場合もあります。
物が酸素と結びつく働きを「酸化」といいます。
たとえば、切ったリンゴをそのままにすると、切り口が茶色に変色しますが、これはリンゴが空気中の酸素によって酸化された結果です。
このように酸素に触れたものは必ず酸化していきます。
そして私たちの体内でも同様のことが起きています。
人間のエネルギー発生の過程で、酸素に触れたもの(細胞膜・DNAなど)が酸化するからで、細胞が酸化すると正常に働けなくなり、さまざまな病気に繋がっていくのです。
肌においても老化を早めます。
活性酸素は肌を酸化させ、真皮のコラーゲンなどを硬くし皮膚の弾力を無くしてしわを発生させてしまうのです。
女性ホルモンは真皮のコラーゲンの生成を促進し、紫外線の影響を受けにくくするといわれています。
しかし、20~30代をピークに40代に入ると 徐々に卵巣機能が衰えてきます。
更年期には卵巣ホルモンの分泌量が急激に減るため、コラーゲンの生成が減少し、お肌の弾力が失われてしわができます。
加齢により、皮膚の水分保持能力や皮脂の働きが低下するうえに、ホルモンの変調が追い討ちをかけるのです。