私たちの皮膚は、大きく表皮と真皮に分けることができます。
表皮は一番外側に見えている角質層と、新しい皮膚の細胞を作る基底層からなります。
基底層を支える役割を果たしているのが、その下に存在する真皮です。
真皮部分の70%を占めているのがコラーゲンで、表皮の保水力の鍵を握っています。
真皮の中で、網目のように張り巡らされたコラーゲンが、水分を保ち、肌の弾力をつかさどっているからです。
真皮層は20歳前後を境にして、加齢とともに薄くなっていきますが、コラーゲンを補給することで新陳代謝は活発になり、老化を遅くすることができるのです。
しかし、化粧品に使われるコラーゲンは、主に保湿剤としての役割しか持たないので、肌の上からいくら重ねても、表面の角質層に潤いを与えるといった、一時的な効果しかもたらしません。
現在の化粧品技術では、化粧品をいくら肌の上から与えても、真皮部分にまで到達させることは不可能といえるでしょう。
骨の場合は骨粗鬆症になってしまいます。
骨はカルシウムというイメージですが、カルシウムとリンを結合させて丈夫な骨を作る役割がコラーゲンなのです。
関節の痛みや腰の痛みもコラーゲンと関係があります。
関節の軟骨は50%がコラーゲンでできていて、不足すると軟骨が減り、骨と骨がぶつかり痛みを起こします。
ひどくなると関節が変な方向に曲がったり、骨同士がくっついて関節が曲がらなくなったりします。
| ①皮膚 | 張りと弾力性が失われてたるみやしわの増加 |
|---|---|
| ②骨、軟骨 | 骨密度の減少や関節痛 |
| ③髪 | やせたり細くなる |
| ④歯茎 | 歯茎がおとろえ、歯周病の原因 |
| ⑤血管 | 柔軟性が失われ高血圧の原因 |
| ⑥ 爪 | 欠けたり、割れやすくなる |
このようなことにならないために日頃から気をつけて、意識してコラーゲンを摂取することが大切です。
代表的なものはフカヒレや豚足、手羽先などの食べ物です。
コラーゲン鍋の人気も相変わらず続いていますが、コラーゲンを食事だけで、毎日摂取するのはなかなか難しいようです。
うっかり摂りすぎると肥満の原因にもなります。
サプリメントやドリンクを利用して、上手に取り入れましょう!